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日本人のインテリジェンス

友人が、「インフォメーションとインテリジェンスは違う」ということを言っていて、若干、ひっかかるところがあったので取り上げます。

”データ”と”情報”の違いにも通じるんですが、yahoo知恵袋のベストアンサーがなかなかよかったので、引用します。

データとは「客観的な事実を数値や文字、図形、画像、音声などで表した資料」です。客観的事実と言い換えることができます。一方、情報(インフォメーション)とは「ある目的のために役立つデータ、あるいはデータを基に加工された資料」です。要するに、意味のあるデータが情報になるのです。
玉石混交のインフォメーションから意思決定に必要な確度の高い情報を抽出することがインテリジェンスだということです。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1298650452

データとは、客観的事実のこと。
情報とは、“ある特定の目的について、適切な判断を下したり行動の意志決定をするために役立つ資料や知識(大辞林 第二版より)”のこと。

つまり、データというブラックボックス(今でいうならビッグデータ)から、意味のある情報として【何か】を取り出す際に、インテリジェンスが必要ってことですね。

今までは、それは「ひとの長年の勘」で判断したり予測したりして抽出されてきましたが、AIが担うようになってきている。「ビッグデータの活用」っていわれるやつですよ。

書き手によって、結論は違う

データに意味を与えたものが、情報。
情報の質や確度は、書き手のインテリジェンスによって、いかようにも変わります。

ネット検索してるとわかるんですが、たとえば、「ダイエットには〇〇!」っておすすめしているサイトもあれば、「〇〇はダイエットには有用ではない。△△△だ!」って、

書き手によって、結論は違うじゃないですか。

もちろん、文脈(コンテクスト)や、前提をしっかりと確認しないといけないわけなんですが、これを「他人任せ」にして鵜呑みにするひとがいるんですね。

ズバリいうと、情報リテラシーが足りないひと、です。インターネットにある情報はすべてが正しいと思い込んでいる。

辞書はさ、編集者とか校閲さんとかがしっかり内容を精査して、非常に質の高いものになってて、だからこそ、有料なんだけど、ネットの匿名のひとが適当に書いた(つまり、エビデンスのない)ものをさ、そのまんま、信じてしまうわけ。

手抜きですよね。

こういうひとがね、たぶん、医療に関するネットの匿名記事を読んで、それをお医者さんに「〇〇ってサイトには、こう書いてあったから、きっとこれだと思うんです!この薬をください!この手術をしてください!」とか平然と言うんでしょうね。

ネットに書いてあったから!って。
それ、法廷に出たら、何の言い訳にもなりませんよ。

ネットの情報をそのまま、信じちゃいけないってことを、知らないわけ。

自分がネットで調べて、検索結果一覧に出てきたものを、一次情報だと思ってるのよ。

最近は、まとめのまとめみたいなサイトも出てきてるから、何度「情報加工」されてるのか?も、もうわからないのに。

ネット検索して出てくるのは、あくまでも参考情報

これが、情報リテラシーの基本です。だって、インターネット上に文章やイラスト、動画で存在しているということは、それを編集して作り出した「誰か」が意図して作った”情報”だということです。

そして”情報”の質や確度が高いかどうか、それを保証する気がないから匿名で書いているひとが多いのだということ。

もちろん、客観的事実がある”データ”ではないことがほとんどです。
しかしながら、データが羅列してあっても、意味をなさない。大量のデータから、意図して抽出して意味づけするから”情報”となる。

データ▶(インテリジェンス)▶情報

客観的事実だった”データ”は、個人(これからはAI?)の意図によって再編集され、主観的な”情報”になります。

情報は、必ず書き手の意図によって加工されているということです。書き手の意図は、インテリジェンスというより、バイアスかも。

これがちゃんとわかっているひとは、ネットでよくある「誰でも」「簡単に」「短期間で」「大金が稼げる!」なんてものはないって、自分で判断できる。

 「誰でも」のエビデンスは?調査対象の属性は?
 「簡単に」のエビデンスは?データとして客観的に出して。
 「短期間で」実際に何日なの?
 「大金が稼げる!」大金って具体的にはいかほど?入金タームは?違法性はないよね?

データに忠実で、インテリジェンスやバイアスに敏感な人はちゃんとこうした問いを自分の中に持っています。ネットに氾濫している情報を鵜呑みにしたりなんかしない。

でもね、物を売る場合のコピーライティングでは過度な一般化が行われます。単純明快なコピーにしないと、メッセージが伝わらないからです。

「コピーを書く仕事は、隠し事」といったひともいます。

本来は、メッセージに含めなきゃいけないことを、あえてそぎ落として(情報加工)して「わかりやすく」しているんです。

なぜなら、本気で、一字一句を説明して理解させたら、買う気が失せるからです。

逆に言えば、消費者としては、加工済みの”情報”から、いかに、隠された真実を読み取るか?が、問われているってことです。賢い消費をしたいのならば、なおさら。

これの訓練をするのが、義務教育の「国語」であったり「現代文」の授業でした。行間を読むってやつ。
生活するのに必要なことは、ほとんど、小学校で習ってるんですよね。収入と支出については、足し算と引き算だから「さんすう」だし、日本語を読んで意味を理解して、言葉になってない「行間を読む」訓練をしているのが「こくご」です。
ちゃんと、学校に通って義務教育を受けていたのなら、あとは、習ったことをちゃんと実生活で活かしましょう。

インテリジェンスって、最終学歴の高さや暗記力とかじゃなくて、「すでに体得しているものを実社会でどう使うか?」という知恵なんだと考えています。

しかも、バカとはさみは使いようのことわざ通り、インテリジェンスも使いようによっては、詐欺的に短期間で大金を集金するためにも使えるし、大衆をだましたり目くらましをするためにも使えるのです。

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